全豪2011雑感

 今週の更新が遅れたのは、全豪の結果を見届けてから書こう、という意図ではなく、単に私の執筆が間に合わなかっただけなのですが、せっかくなので色々と雑感を書かせて頂きましょう。
 男子は、準々決勝でまさかのナダル敗退、更に、それにお付き合いするかのように準決勝ではフェデラーが敗戦。この二人がGSの決勝に進出しないのは3年ぶりだそうですが、二人揃ってストレートで負けた大会って、もしかしたら史上初じゃないですかね。で、最終的には、万年ナンバー3と言われ続けたジョコビッチが、久々の優勝。マレーに勝って欲しい気持ちも少しあったのですが、やっぱり初優勝は地力で二強を倒してからにして欲しいですからね。
 女子の方は、序盤から次々と大物がコケていく中で、遂に李が中国人として初の決勝進出。でも、最後はキム姉さんの執念の方が上回ったようで。意外なことに、全米以外ではこれが初のGS制覇なんですね。なんだかんだで、復帰後の方が高い成績を収めている辺り、底知れぬ恐ろしさを感じます。
 日本勢は、錦戸&森田が揃って3回戦に進出ということで。伊達さんは残念でしたが、久しぶりに未来に希望が持てそうです。一方で、ジュニアでは辻が第一シードを破るという大金星を上げるなど、こっちはこっちで未来に希望が持てる結果になりましたね。