今回の作品名表記に関して

 すみません、先週に引き続き、またしても先々週の話をひっくり返して、「む」の作品欄を強引に埋めさせて頂きました。でも、別に先々週の話はこの流れの前フリとして書いた訳ではなくて、本当に偶然だったんですよ。
 というのも、この作品、最初は『見合いへGO!』が作品名だと思っていました。で、随分前に現物は入手していて、いざレビューするために読み始めてみたら、単行本の冒頭の説明で「『YOU』連載中の『ムコ★ムコ』という漫画の一部を抜粋した単行本」であると書かれていたのです。で、単行本の中でも「『ムコムコ』の第○話」として紹介されてるんですね。
 なので、厳密に言えば「作品名:ムコ★ムコ」「単行本名:見合いへGO!」という関係であることが分かった訳です。ただ、私が実際に読んだのは『見合いへGO!』の部分だけで、単行本未収録部分は読んでないのです。なので、この単行本だけをレビュー対象とするのであれば、むしろ『見合いへGO!』の方を作品名として表記すべきかな、とも思ったのですが、「む」欄を埋めたいという、全くもってどうでもいいこだわりを優先して、「ムコ★ムコ」表記とさせて頂きました。
 本来なら、「ムコ★ムコ」としてレビューするなら、単行本未収録部分も全部読んでからレビューするのが筋なのですけどね。ただ、これも厳密に言えば、過去にも全作品に関してそこまでフォローしている訳ではないので(『三つ目がとおる』などは、それを目指すと本格的に国会図書館レベルなので)、自分の中のルールとしては、ギリギリOKのラインと判断した次第です。
 ちなみに、前にも書いたかもしれませんが、この人の代表作の一つである『ファンキー☆ファンシー』でも、テニスを題材としたエピソードがあるらしいのですが、残念ながらそのエピソードは、単行本未収録なのです。なので、さすがにこの場合は、最低限、その話を読まないことにはレビューが出来ないなと思いつつ、少女漫画雑誌のバックナンバーを探すことに悪戦苦闘している私でありました。