ぼくのかんがえた女子野球ベストナイン

 最近、twitter某少女漫画の人が『無敵のビーナス』のファンだという事実を知り、更に数日前のtwitter北海道の某氏が「サッカー漫画選手ベスト11」というネタを披露していたのに触発されて、こんなタイトルの記事を作ってみました。
 「なんで野球? テニスでやれよ!」と思われる方もいるでしょうが、テニスの団体戦は所詮、個人技の集合体なので、やっぱりチームとして組むなら野球かな、と(単純に、たまにはテニス以外のスポーツの話がしたくなった、というのもあります)。で、単に野球漫画だと広すぎるので、あえて女子選手に限定してみた訳です。
 ただ、私情で選ぶと半分くらいは朝香女子で埋まってしまい、実力で選ぶとメイプルズばかりになってしまう、ということで、あえて「1作品:1人まで」で限定して考えてみたいと思います。


1番 サード 正岡華子(右投左打) 四国アイアンドッグス
 いきなりプロ。しかも人妻。三塁は大激戦区(ちから、いずみ、巴、etc.)な訳ですが、あえて一人選ぶなら、実力的には彼女が妥当でしょう。なんたって、あのドカベン世界でレギュラーなんですから。


2番 ライト 宗谷雪(右投右打) 桜花會
 戦力的には巴が欲しかったのですが、守備位置の関係で諦めて、器用さと協調性が必要な二番打者に彼女を抜擢。実際、アニメ版では二番でしたしね(コミック版は、3巻現在でまだ試合をしていないので分からない……)。


3番 ライト 堀田小春(右投右打) 如月女子高校
 右の大砲が欲しかったので、個人的な好みで彼女を選出(本来なら、ウチ的にはいずみにすべきなんですが……)。ホントは漫画版だと二塁手なんですが(アニメ版は中堅手)、まぁ、彼女なら外野も出来るんじゃないかと。


4番 センター パトリシア・エドワーズ(右投左打) スイート・メイプルズ
 メイプルズから誰を選ぶかで迷いましたけど、素直に戦力として考えれば、やっぱり彼女ですよね。その存在感は、歴代女子野球漫画の中でも最強でしょう。外野の連携については、雪は英語上手そうだし、小春とは感性で意思疎通出来そうな気がします。


5番 キャッチャー 安岡奈美(右投右打) 朝香女子高校
 西先輩も桃子もちからも外したくなかったんですが、どうしても一人というなら、迷わずこの人。もちろん、ここでもキャプテンを務めてもらいましょう。というか、この集団をまとめられるのは彼女しかいないと思います。


6番 ショート 都澤理紗(右投左打) 日践学院高校
 一応、中学時代は遊撃手だったらしいので、ちょっと強引だけどここで起用。ただ、この超人集団の中ではさすがのザワさんも厳しいか? 正直、試合の描写が殆どないので、実力がよく分からないんですよね。


7番 ファースト 篠塚深雪 (右投右打) 成峰学園高校
 まさかの教師登場。一応、読切版では野球もやってたし、能力的には完璧超人なので何でも出来る筈。まぁ、それを言ったらナッキーでもいい気はするし、いっそ大戸島さんごという手も考えたんですけどね、そこはまぁ、ウチならではの人選ってことで。


8番 セカンド 青柳要(右投右打) きりん高校
 さすがにマイナーすぎるか? 小村あゆみ(最近だと『うそつきリリィ』の人)の初単行本作品『ハイブリッドベリー』(1巻にはシルバーアッシュが収録)の主人公です。まぁ、この娘は基本的に守備要員ですな。


9番 ピッチャー 櫟朝子(右投左打) 高山陣屋高校
 色々迷いましたが、やっぱり総合力では朝子でしょう。甲子園優勝投手の実績は伊達じゃない。打順はもっと前でもいいとも思うんですが、負担軽減と、マドンナの前でチャンスを作ることを考えて、あえてこの位置で。


 打順の流れとか、左右のバランスとか、色々考えた上で選んでみた訳ですが、いかがでしょう?
 ちなみに、一番悩んだのは二番打者でした。理想としては、如月女子のヒカルを入れるか、あるいはマドンナを二番にして一番に聖良を連れてくる、という手も考えたのですが、どっちにしても小春が外れてしまうので、そうすると主軸の迫力が欠けてしまうんですな。実力的には「2番:ザワさん」もいいかと思ったんですけど、なんか私の中では、あまり「器用な打者」というイメージじゃないんですよね(ミルキィも同様)。一応、タイプ的には要が二番型ではあるんですが、マドンナと小春の間に入れるには素人すぎるしなぁ……、ということで、消去法で雪になったのであります。
 あと、これは選んだ後で気付いたのですが、全員掲載誌が違うんですよね。しかも、朝子とザワさん(小学館)以外は出版社もバラバラ(秋田書店徳間書店NHK出版、白泉社学習研究社少年画報社集英社)。いっそ、ザワさんを外して(小春か雪に遊撃手を守らせて)夕子@桜高校を入れれば、講談社も加わって完璧でしたね。