2009-01-01から1年間の記事一覧

こすヨメ、最終告知

先週も書いた「この漫画が凄いから読め! 2010」ですが、まだまだ参加者を募集しています。もしかしたら勘違いしている方もいるかもしれませんが、この企画は「誰かの推薦」が無ければ参加出来ない訳ではありません。基本的には「今年一年の間に、おおよそ20…

厦門潤『流星機ガクセイバー』

流星機ガクセイバー 1 (バンブー・コミックス)作者: 厦門潤出版社/メーカー: 竹書房発売日: 1993/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『コミックガンマ』(1992〜1995年) 単行本:竹書房バンブーコミックス(1993〜19…

「この漫画が凄いから読め」2010年版

ということで、ようやく今年も「こすヨメ」の募集が正式に始まったので、私も早速、「今年発売された単行本作品」の中で「凄かったから読ませたい漫画」のベスト5を発表したいと思います。 5位:施耐庵/バラエティ・アートワークス『まんがで読破 水滸伝』…

青山達也(原作)/内村月子(漫画)「テニスコートでラブタッチ」

連載:『別冊少女フレンド』(1974年) 単行本:未発売 現在はレディースコミックやハーレクイン作品などで活躍する内村月子の初期の短編作品(原作者の青山達也については、詳細は不明)。『別冊少女フレンド』1974年2月号に掲載された。おそらく単行本化は…

作者とレビュアーの関係

聞いた話によると、漫画レビューサイトの一部では、(主にマイナーなジャンルにおいて)レビューした漫画の作者さんからメールが届いたり、逆にその人のブログで紹介してもらったりすることもあるらしいです。全くもって羨ましい話なのですが、そのようなシ…

小泉志津男(原作)/風かをる(漫画)「涙はラケットでふけ!」

初出:『別冊少女フレンド』(1973年) 単行本:未発売 70年代に集英社および講談社で活躍した風かをるの短編作品の一つ(原作は小泉志津男)。『別冊少女フレンド』1973年6月号に掲載された。作者が残した唯一の単行本は『平均台のビーナス』だが、本作品は…

09年12月のアクセス数&検索ワード

先月は平均130を維持するのが精一杯……。なかなか厳しいところです。しかし、何をどう対策を取れば良いのかも分からない。そろそろ、本気で新しいリンク先を探すべきでしょうかね? そして、いつも通りに先月の「ちょっと気になった検索ワード」も載せておき…

かざり由香「ラブスマッシュPART1」(『サモンピンク・ドリーム』収録)

サモンピンク・ドリーム (フレンドKC)作者: かざり由香出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/03メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『週刊少女フレンド』(1979年) 単行本:講談社なかよしKC『サモンピンク・ドリーム…

「この漫画が凄いから読め」選者募集

ということで、先々週に募集した「この漫画が凄いから読め」の正式募集が始まりましたので、お知らせ致します。 古本屋の戯言・営業日誌:選者大募集!『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版・2010』…略して『こすヨメγ2010』(何故って、やったら楽しいから…)…

秋本治+α『超こち亀』

超こち亀 (ジャンプコミックス)作者: 秋本治出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/09/15メディア: コミック購入: 8人 クリック: 276回この商品を含むブログ (167件) を見る初出:『週刊少年ジャンプ』(2006年) 単行本:未発売 『週刊少年ジャンプ』史上最…

いずれは世界へ

こんなブログを書いている身である訳ですから、当然、私は『テニスの王子様』が大好きです。で、昨日の『ジャンBANG』はゲストが許斐先生だったので、ビデオに撮ってじっくりと楽しんでいた訳ですが、その中で、現在ローランギャロの近くで開催されていると…

うすた京介「忍者部隊ゲンバリング・ボイ」(『チクサクコール』収録)

うすた京介短編集 チクサクコール作者: うすた京介出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/03/02メディア: コミック クリック: 29回この商品を含むブログ (22件) を見る初出:『週刊少年ジャンプ』(1998年) 単行本:集英社ジャンプコミックス『チクサクコー…

「こすヨメ」始動

そんな訳で、先週のヒロさんの書き込みでも告知された通り、今年も「この漫画が凄いから読め!(略称:こすヨメ)」が開催されることになりました。企画の詳細は去年の結果を参照して頂ければ分かりますが、要するに「漫画レビューを書いているブロガー&サ…

かずはじめ『明稜帝 梧桐勢十郎』

明稜帝梧桐勢十郎 (7) (ジャンプ・コミックス)作者: かずはじめ出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/06メディア: コミック クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る連載:『週刊少年ジャンプ』(1997-1999年) 単行本:集英社ジャンプコミックス(1…

2009年10月のアクセス数と検索ワード

先月の総アクセス数は4298。平均150どころか、140すら下回ってしまいました。そして今月は更に下がりそうな低調な滑り出し。何か打開策は無いものですかね? もう少しリンク先を増やしましょうか? 相互リンクしてくれるサイトさんがあれば、ですけど。 検索…

山田謙二『アクトレス』

アクトレス 全5巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]作者: 山田謙二出版社/メーカー: 集英社メディア: コミック クリック: 20回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『月刊少年ジャンプ』(1990-1992年) 単行本:集英社ジャンプコミックス(1990-…

一般作品とBL作品との境界線

一応、このブログでは全年齢対応作品に限ってレビューしているので、「エロ」および「BL」に関しては対象外とし、これらの作品については「裏館」の方で取り扱うことにしているのですが、難しいのはその「境界線」です。まだ前者は「レーベル」である程度は…

西炯子『さよならジュリエット』

さよならジュリエット ─ 西炯子短篇集 (ウィングス・コミックス)作者: 西炯子出版社/メーカー: 新書館発売日: 1998/01/23メディア: コミック クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見る初出:『ウィングス』(1997年) 単行本:新書館WINGS COMICS(19…

「ぬ」「ね」「む」「る」

当ブログでは、プロフィールで「これまで紹介した作品一覧」をタイトルの五十音順で並べている訳ですが、未だに以下の7文字で始まる作品がレビューされていません。 「ぬ」「ね」「へ」「む」「る」「を」「ん」 このうち、「を」と「ん」で始まる作品はそも…

池田多恵子『らびっとスピリッツ』

らびっとスピリッツ 2 (フラワーコミックス)作者: 池田多恵子出版社/メーカー: 小学館発売日: 1992/10メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『ちゃお』(1991-1992年) 単行本:小学館フラワーコミックス(1992-1993年) 全3…

ウィジェット導入

基本的に当ブログは「完結するまでレビューは書かない」という方針なのですが、一方で「現在連載中のテニス漫画を応援したい」という気持ちもある訳で、その辺のジレンマにずっと悩まされていました。 で、まぁ、私の中でのそんなジレンマを多少なりとも軽減…

名香智子「華やかな因数分解」(『グリーン・ボーイ』収録)

グリーン・ボーイ (秋田文庫)作者: 名香智子出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2000/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る初出:『ASUKA』(1988年) 単行本:角川書店あすかコミックス『グリーン・ボーイ』(1990年)…

漫画家への対価を支払わずに漫画を読む行為

色々考えているうちに出遅れてしまいましたが、漫画レビューに関わる人間として、ちょっと私もこの問題について語ってみようかと。 漫画家が生業として成立するためには、雑誌や単行本が売れることで原稿料や印税を手にする必要がある訳ですが、実際には漫画…

イタバシマサヒロ(原作)/玉越博幸(漫画)『BOYS BE... L CO-OP』

Boys be…―L co‐op (1) (少年マガジンコミックス)作者: イタバシマサヒロ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/08/01メディア: コミック クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『週刊少年マガジン』(2000〜2001年) 単行本:講談社マガジンK…

2009年9月のアクセス数と検索ワード

先月の総アクセス数は4323。残念ながら、またしても平均150の壁を突破出来ず。でもまぁ、この辺の数字で安定している現状は、ウチのような超ニッチサイトとしては十分に満足すべきなのかもしれません。 で、例によってまた、気になる検索ワードをピックアッ…

イタバシマサヒロ(原作)/玉越博幸(漫画)『BOYS BE... 2nd Season』

Boys be… 17―2nd season (少年マガジンコミックス)作者: 玉越博幸,イタバシマサヒロ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/12メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る連載:『週刊少年マガジン』(1997〜2000年) 単行本:講談社…

初の連続シリーズ

そんな訳で、今週から三週続けて『BOYS BE...』の話になりますので、著者の近況紹介などは再来週でまとめておこないたいと思います(単に文字数調整に失敗しただけ、とも言います)。というか、今まで「一つのレビューは一週で完結させる」という方針で運営…

イタバシマサヒロ(原作)/玉越博幸(漫画)『BOYS BE... 新恋愛白書』

BOYS BE・・・ 7 (少年マガジンコミックス)作者: イタバシマサヒロ,玉越博幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/12メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る連載:『週刊少年マガジン』(1991〜1996年) 単行本:講談社マガジンKC…

250本目

今回で、このブログを通じてレビューしてきた作品の数が「250」に達しました。更新ペースは「毎日→(休載→)週2→週1」という形で着実に落ちてますが、一つ一つのレビューの文量は、大体900〜1000字程度でほぼ一定なので、全体通して20万字以上は書いてること…

井出ちかえ「嵐のテニスコート」

連載:『りぼん』(1972年) 単行本:不明 『テニスコートの道しるべ』の作者でもある井出ちかえ(知香恵/智香恵)が『りぼん』1972年11&12月号に前後編で描かれた100頁の作品。正確には未確認だが、おそらく単行本化はされていないと思われる。現時点での…