作者とレビュアーの関係

 聞いた話によると、漫画レビューサイトの一部では、(主にマイナーなジャンルにおいて)レビューした漫画の作者さんからメールが届いたり、逆にその人のブログで紹介してもらったりすることもあるらしいです。全くもって羨ましい話なのですが、そのようなシチュエーションにある某ブログの管理人の方は「あまり、描く側とレビューする側が仲良くしすぎるのも問題だ」と自戒の意味で仰っていました。
 まぁ、確かにその気持ちも分かります。中途半端に仲良くなってしまうと、批判的なレビューは書きにくいし、逆に好意的な文章を書いていても(自分がその作家と仲が良いということが公表済みだと)「仲良しだから馴れ合いで褒めてる」とか思われないかな? と余計なことを考えてしまうでしょうしね。
 しかし、私は根がミーハーなので、漫画家の先生とメールやブログで会話が交わせるなら、それだけでも嬉しいのです。一方で、「全然見当外れのレビュー書きやがって」と思われるのも怖い訳で。そういう意味で、今回のように(リンクフリーの)作者本人のサイトにリンクを貼るのは、アクセス解析逆探知される可能性があるので、ドキドキ感がハンパないです(しかも、結構批判的なコトも書いてるし……)。
 もっとも、ウチはレビューの性質上、一人の作家さんをそう何度も取り上げる訳ではないので、仲良くなっても嫌われても、以後のレビュースタイルにはあんまり影響は無いんですけどね。この辺の問題とか、他の管理人の方々はどう考えているのかな、なんて思ってみた私でありました。