「ボーイフレンド」って、死語?

 今回紹介した『ピンブル』の中では「ボーイフレンド(BF)」「ガールフレンド(GF)」という言葉がちょくちょく出てきます(まぁ、作者のもう一つの代表作に、そのものズバリ『ボーイフレンド』という名の作品がある訳ですが)。
 で、私が小学生の頃(1980年代)までは、この「BF&GF」という言葉は実在していたのです。少なくとも漫画の中では。しかし、私が中学生となり、同級生達が本格的に恋愛にうつつを抜かし始める時期になると、「彼氏&彼女」という言葉しか使ってなかったんですよね、私の周囲では。そして、おそらく現代の中高生の方々にとっては、「BF&GF」はほぼ死語なのではないかな、と。
 そう考えると、「BF&GF」という言葉が使われていたのは、いつ頃までなのか? ということが気になってきた訳です。多分、「漫画内で使われていた時期」と「現実世界で使われていた時期」とでは微妙に違うと思うのですが、特に少女漫画の世界において、いつ頃まで「ボーイフレンド」という言葉が使われていたのでしょうか?
 ……まぁ、問題提起してみただけで、本格的に検証出来るだけの資料も時間もないんですけどね。どなたか、思い当たりのある方は、仮説を提示して頂ければ幸いです。