「このマンガが凄そう! 2012」&「このマンガが凄かった! 2012」
ということで、昨年末に募集した「新作未完漫画」および「完結漫画」のベスト5企画のまとめ記事です。今回は(こすヨメの時のように)こちらから名指しでお願いすることなく、「参加したい人は名乗り出て下さい」という何様大名商売なスタイルで募集したにも関わらず、いくつかのニュースサイトで取り上げてもらったこともあり、自主的に名乗り出て下さった方々が現れて、私の中ではそれなりに満足出来る結果になりました。皆様、本当にありがとうございます。
なお、表記法に関しては、それぞれのサイトごとに「こだわり」があるかもしれませんが、並べて見やすくするために、ウチのスタイルで統一表記させて頂きました。ご了承下さい。あと、6位以降まで書いて下さった方々もいらっしゃいますが、それらはリンク先を参照して頂く、ということで。
「このマンガが凄そう! 2012」(先着順、敬称略)
テニス漫画レビュー
1位:小野寺浩二『カバディ7』
2位:井上純一『中国嫁日記』
3位:福田宏『常住戦陣!! ムシブギョー』
4位:稲山覚也『てんむす』
5位:葵蜜柑『ライジングハーツ』
水星さん家
1位:桜場コハル『そんな未来はウソである』
2位:福田宏『常住戦陣!! ムシブギョー』
3位:竹宮ジン『想いの欠片』
4位:秋★枝・施川ユウキ『ハナコ@ラバトリー』
5位:河一權・中村珍・中澤泉汰『water cube』
マンガのおかげでした
1位:田中モトユキ『Be Blues』
2位:佐原ミズ『鉄楽テトラ』
3位:大武政夫『ヒナまつり』
4位:荒川弘『銀の匙』
5位:森高夕次・アダチケイジ『グラゼニ』
なめくじ長屋奇考録
1位:巻来功士『ゴッドサイダーサーガ』
2位:松本しげのぶ『錬人』
3位:平松伸二『ザ・松田〜ブラックエンジェルズ〜』
4位:森秀樹・南條範夫『腕〜駿河城御前試合〜』
5位:井上三太『ダン・ダ・バーバリアン』
OUTSIDE EDITION
1位:橙乃ままれ・石田あきら『まおゆう魔王勇者「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」』
2位:あずまあや・ZUN『東方茨歌仙 Wild and Horned Hermit』
3位:大月悠祐子『妄想少年観測少女』
4位:社講一郎・佐倉乎美『Chaos; HEAd らぶchu☆chu!』
5位:高河ゆん『佐藤くんと田中さん』
※厳密には順位を明記せず。6位(?)以下はリンク先にて。
『このマンガが凄かった!』(先着順、敬称略)
テニス漫画レビュー
1位:清野静流『純愛特攻隊長! 本気』
2位:やまもり三香『シュガーズ』
3位:渡辺静『この彼女はフィクションです。』
4位:小野不由美・藤崎竜『屍鬼』
5位:天王寺きつね『オルフィーナSAGA』
水星さん家
1位:秋山はる『オクターヴ』
2位:渡辺静『この彼女はフィクションです。』
3位:田辺イエロウ『結界師』
4位:フクイタクミ『ケルベロス』
5位:市川春子『25時のバカンス』
マンガのおかげでした
1位:とよ田みのる『友達100人できるかな』
2位:博『アクエリアム』
3位:今井哲也『ぼくらのよあけ』
4位:福井あしび『マコトの王者』
5位:むんこ『だって愛してる』
コーラはおやつに入りません
1位:都筑真紀・長谷川光司『魔法少女リリカルなのはMOVIE 1st THE COMICS』
2位:袴沢世衣子『Sato Shio』
3位:フクイタクミ『ケルベロス』
4位:秋好賢一『プロレス甲子園』
5位:久遠まこと『ひきょたん!!』
現時点で私が把握している参加者の方々のランキングは以上です。もし、また今後書いて下さる方が増えたら、ここに追記していきますので、「これが入ってないなんておかしい」と思う方がいれば、どんどん書いて下さい。
今年は試験段階ということで、あえてポイント制を用いず、「全体のランキング」は作らないという方針にしたのですが、(そもそも選者が少ないという事情はあるものの)こうして見ると、殆ど作品がカブってないんですね(2012年1月7日現在)。だから、「全体のランキング」は作らなくて正解だったのかな、という気もします。
当初は、対象作品が「通常の漫画ランキング」よりも限定される分、似たような作品が上位に並ぶかと思ったのですが、逆に「毎年ランキングに入るような定番の作品」がどちらのランキングにも入れない分、票割れが激しくなったようですね(まぁ、今年がたまたま「絶対的な新連載/完結作品がなかった年」なだけかもしれませんが)。
あと、私が「全体のランキング」にこだわらなかったのは、正直言って私自身があまり「総合順位」に興味がないから、というのもあります。「色々な趣向の人達がそれぞれの基準で作ったランキング」を混ぜ合わせて「全体のランキング」を作ることよりも、こうやって各自のランキングを見易く並べた上で、「自分の好きな作品を挙げているレビュアー」を見つけて「その人が推薦している他の本にも目を通してみる」という行為を手助けすることの方が、読んでる人に、より有益な情報を提供することになるんじゃないかなぁ、と思った次第です。
とはいえ、そこまで細かくチェックする余裕のない人のために「とりあえず、一番多くの人に支持された作品」を紹介することにも、確かに意味はあると思うので、来年以降、もっと参加してくれる人が増えたら、何らかの形で「最大公約数的な意見」も抽出する方法を考えることも、それはそれでやる価値はあるかもしれませんね。
最後に、ウチを含めた様々な年間ランキング企画をまとめて下さっている所もあるので、ここに紹介しておきます。
クレイジーワールド2nd 2011年ベスト漫画を振り返るネット上での参加企画
nadegataさんのはてブ/2011年ベスト
それぞれに、色々な観点からのランキングが発表されていますので、これらを一つ一つ眺めながら、「今後、読むべき漫画」を探していければ良いですね。